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ホールシステムアプローチ

ホールシステムアプローチとは

ホールシステム・アプローチは、組織や分野の境界を越えてできるだけ多くの関係者が集まって自分たちの課題や目指したい未来について話し合う大規模な会話の手法の総称です。具体的にはワールドカフェ、OSTなど様々な方法が考案されています。

変化が激しく、複雑な問題に対処することが求められる現代においては、組織を超えて、関係者が話し合う中から未来を切り開く解決策を導きだすことが大事になっています。

弊社では、これまでのいち早くこのホールシステムアプローチに着目をし、様々な企業、自治体の組織開発や問題解決に応用してきました。

以下ではいくつかの代表的なホールシステムアプローチについて取り上げていきます。


ワールド・カフェ

ワールド・カフェは、メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人単位の小グループで話し合いを続けることにより、あたかも参加者全員が話し合っているような効果が得られる会話の手法です。

ワールド・カフェでの話し合いでは、その名が示すようにカフェのような、リラックスした肩の凝らない雰囲気ができやすいことから、プロジェクトやチームの様々な利害関係者の新しい関係作りを進めていきたい場合などに使われることが多いようです。

詳しくは→ ワールド・カフェ

OST(オープン・スペース・テクノロジー)

ハリソン・オーエン氏により 1985 年に開発されて以来、多くの国々で広く活用されている手法です。参加者の規模は、大規模なものでは、 1,500 人以上で実施した事例もあります。

OSTでは、重要な課題について、関係者を一堂に集めて、参加者が解決したい課題や議論したい課題を自ら提案し、自主的にスケジュールを決めて会議を進めていきます。参加者の当事者意識と自己組織化能力を最大限に引き出すことにより、参加が納得できる合意に到達できるようにするところに最大の特徴があります。

詳しくは→ OST


プロアクション・カフェ

多様な参加者の知恵を集め、具体的アクションを生みだしていく対話の手法として現在注目されています。

ワールドカフェの知恵を結びつける役割とOST(オープンスペーステクノロジー)のアクションにつながる対話のよいところを組み合わせた手法と言われています。

詳しくは→ プロアクション・カフェ


AI

AIは、問題点や弱みなどのネガティブな側面に焦点をあてるのではなく、強みや価値などのポジティブな側面に焦点を当てることにより、未来の可能性を切り開いていこうとするプロセスです。

この手法は1980年に、米国オハイオ州で、大学院博士課程に在籍していた若きクーパーライダー青年が地元クリーブランド総合病院における実習で、病院が最も効果的に機能する要因を分析したところ、ポジティブな経験が大きな影響を及ぼしていることを発見し、学位論文として発表したことがAIの起源だとされています。

ポジティブな側面に注目するというAIの基本姿勢は、ホールシステム・アプローチの他の手法においても共通してみられる特徴となっています。

詳しくは→ AI


フューチャーサーチ

フューチャーサーチとは特定の課題に関係するすべてのステークホルダーを招いて、過去、現在、および未来について様々な角度からダイアログを行い、参加者全員が合意できる共通の価値(コモングラウンド)を見いだし、将来のビジョンを描き、それを実現するためのアクションプランを作るプロセスです。

1987年にマーヴィン・ワイスボードにより提唱され、その後サンドラ・ジャノフなどによって改良が加えられ、1995年頃までに確立されました。

フューチャーサーチの最大の特徴は、「システム全体」へのこだわりにあります。ここでシステムとは、共通の目的に向かって、共に取り組んでいる、機関や、コミュニティ、組織、または人々のグループです。

詳しくは→ フューチャーサーチ

 

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