(1)過去を振り返る
検討テーマにとって重要と思われる過去の出来事を参加者全員で年表に書き込みます。年表は過10~20年をカバーし、検討対象となる組織など(ローカル)、検討対象となる組織を取り巻く環境(グローバル)、および参加者(個人)の3枚の年表が用意されます。年表に記入し終わると、グループにわかれて、年表から何が読み取れるかを話し合います。
(2)現在について探求する 検討テーマに影響を与えていると考えられる外部要因を洗い出します。この作業は、全員で行い、マインドマップに整理されていきます。
次にステーク・ホルダーごとに集まり、検討テーマについて自分たちが行っていることについて「誇りに思うこと」と「申し訳なく思うこと」のリストを作ります。
(3)理想的な未来のシナリオを思い描く 各ステークホルダーからなる混成チームで理想的な未来のシナリオについて話し合い、それを寸劇やスケッチなどによって表現します。
(4)コモングラウンドを発見する 各グループが発表したり演じた「理想的な未来のシナリオ」に込められているビジョンについて共通のよりどころになると思われるものを抽出します。その際、合意できないものは深追いせずに、合意できるものだけに絞って話し合いを行います。
(5)アクションプランを作る 抽出したコモングラウンドに基づいて、理想的な未来の を 実現するために必要なプロジェクトを考えついた参加者が提案し、それに同調する参加者とアクション・チームを編成して、フューチャーサーチ終了後も活動を継続します。 |