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AI体験ワークショップ
〜ポジティブ・コアの発見〜

開催日時 2012年10月26日(金) 19:00〜21:30
レアリゼアカデミー@六本木、東京

ワールドカフェ、フューチャーサーチ、AI(アプリシアティブ インクワリ)などのポジティブ/ホールシステム・アプローチが注目を集めています。中でも、AIはポジティブアプローチによる組織開発を代表する手法です。

AIはおおまかなプロセスがデザインされていますが、その実施は必ずしも容易ではありません。AIの基礎を理解した上で、AIのプロセスに秘められた鍵を体感する必要があります。

今回のワークショップは、2時間30分でAIの本質を体感できるようにデザインしました。
AI(Appreciative Inquiry)は、組織・チーム・個人の強み・良さ・潜在的価値にフォーカスし、それらを活かして成長を促すアプローチです。AIは、組織や地域の重大な課題解決、顧客/地域価値の発見・明確化、組織や地域のありたいすがたをもとにした「ビジョン」「戦略的計画」づくりなどさまざまな活用方法があります。

AIのすべてのプロセスを体験するには、通常2〜4日程度必要ですが、今回は、2時間30分で、AIの核心部分である「ポジティブ・コア」の発見と共有を体感することを起点に、AIのすべてのプロセスを概観し、そのAIの思想や背景について学びます。また、インタビューガイド(サンプル)の構造も確認します。

■ AI

AIは、1986年米国ケースウェスタンリザーブ大学のデービッド・クーパーライダー(David Cooperrider)氏によって提唱された革新的な組織開発手法です。AIの核心は、組織が最高の状態(ハイポイント)で機能している時、それに生命を吹き込んでいるものはなにかを探求することです。

その導入事例としては、ブリティッシュエアウェイズ、マクドナルド、ジョンディア、USセルラー、GTE(現ベライゾン)、ロードウェイ・エクスプレス、グリーンマウンテンコーヒー、米国海軍、宗教連合イニシアティブ、イマジンシカゴ などが世界的にも有名です。

AIそのものは通常4D(Discovery/Dream/Design/Destiny)サイクルからなり、ポジティブ・アプローチのプロセスを一つずつ確認していくことで進められます。

■ポジティブ・アプローチ

ポジティブ・アプローチは、組織や人の潜在的価値や強みにフォーカスし、それらの連携により新たな成果を生み出し、ありたい姿を描き共有することを通じて、新たな価値、目標、アクションを導く方法論をいいます。

組織開発では、参加型アプローチをとるので、ホールシステム・アプローチのかたちをとります。これは、つぎのような意思決定プロセスになります。自分や自組織の強み・価値を発見し、その強み・価値を活かしてどのようなすばらしい未来を創り出すかありたいすがたの最大の可能性を描きます。最大の可能性について現実的な達成状況を共有することによって新たな取り組みが主体的にはじまります。

■参加費

3,000円

■参加人数

20名程度  ※先着順 
(申し込み者多数の場合は定員を増やす場合があります)

■開催場所

レアリゼアカデミー@六本木、東京
http://www.realiser.co.jp/academy

■ファシリテータープロフィール

●大住 莊四郎 
HRTパートナー
関東学院大学経済学部教授
NPO法人NPM推進ネットワーク理事長、
NPO法人日本アクションラーニング協会副理事長

<経歴>1961年徳島県生まれ。京都大学法学部卒業、大阪大学博士(国際公共政策)。神戸大学経済学部助教授、新潟大学経済学部教授をへて現職。

厚生労働省厚生科学審議会臨時委員、大阪市運営方針有識者会議委員長、神奈川県地方独立行政法人外部評価委員会委員長など公職を多数兼務。

公共経営(パブリック・マネジメント)や地域開発が専門、近年では民間企業における組織開発も対象に。民間企業のマネジメントプロセスや手法を公共組織や地域コミュニティへ適用を図るNPM(ニュー・パブリック・マネジメント)を日本で主導。

近年では、ポストモダン型の意思決定プロセスを研究、特にポジティブ/ホールシステムアプローチを核とした組織・地域開発のための具体的なプロセスの実践手法にフォーカスしている。

<単著>
『ポストモダンの組織・地域開発:ポジティブアプローチの実践』(日本評論社)
『行政マネジメント』(ミネルヴァ書房)
『NPMによる経営革新:WillとSkillの統合モデル』(学陽書房)
『NPMによる行政革命:経営改革モデルの構築と実践』(日本評論社)
『パブリック・マネジメント:戦略行政への理論と実践』(日本評論社)
『ニュー・パブリック・マネジメント:理念・ビジョン・戦略』(日本評論社)
『入門SNA』(日本評論社)

 

●大川恒 
HRT代表取締役、ワールド・カフェ・コミュニティ・ジャパン(WCJ)共同代表
http://www.infohrt.com/

1961年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。シカゴ大学ビジネススクール修了、経営学修士(MBA)。国内独立系コンサルティングファーム、日系人材開発コンサルティングファームなどにおいて、企業理念の構築、人事制度設計、マネジメント改革、人材育成、新規事業の育成に関するコンサルティング業務、さらには、ビジョン構築、営業戦略、創造性開発、起業家精神(自立型人材)の育成、リーダーシップに関わるコミュニケーションスキル(ファシリテーション、チ−ムビルディングなど)の研修実施と研修テキスト開発など研修における経験を積む。現在、ワークショップ、セミナーを組み込んだ以下のような共創型コンサルティングを展開している。

◇ダイアログ、ホールシステム・アプローチ(AI、OST、ワールド・カフェ、フューチャーサーチ)、システムシンキングを使った組織開発コンサルティング

◇学習する組織構築のための組織変革コンサルティング
『ワールド・カフェホスト養成セミナー』『OSTファシリテーター養成ワークショップ』『AI、フューチャーサーチによるビジョン策定ワークショップ』

共著に、 『ワールド・カフェをやろう』『ホールシステムアプローチ』((日本経済新聞出版社) 『俊敏な組織をつくる10のステップ』(ビジネス社)などがある。

■主催

株式会社HRT

■お申込

mail@infohrt.com

上記アドレスに、下記の内容を記入して、メールして下さい。

AI体験ワークショップ(10月26日(金))の申し込み

(1) 氏名 (ふりがな)
(2) 所属 (会社名、団体名)
(3) 連絡先 (携帯電話)
(4) キャンセルポリシーを含む参加条件に同意できるか? YES NO

■参加条件(1から5)

1 集合時間の19時に間に合うようにスケジュールの調整ができる。
<遅れる場合は、到着時刻をお知らせいただける>

2 キャンセルに至った場合は事前にお知らせ頂ける

3 政治的、宗教的活動の場としての利用はご遠慮願います。

4 研修講師、コンサルタントの方の参加はご遠慮頂いております

 

株式会社HRTは組織開発・人材開発を通して、話し合って、共に未来へ歩む組織をつくるサポートをいたします。

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