今年6月、日本各地の事例を取材し、実践のポイント、ファシリテーターの心構え、組織開発への示唆を盛り込んだ『OST実践ガイド』が英治出版から出版されました。
OSTとは、「実行したいアイデア」「解決したい課題」「探求したいテーマ」を参加
者が提案し、それに賛同する人が集まって話し合うことにより、具体的なプロジェクトを生み出したり、テーマについての理解を深めたりするためのワークショップ手法です。
一方、『ティール組織』(フレデリック・ラルー著 英治出版)は、今年1月に出版されて以来、その考え方が徐々に広がっていっています。
(『ティール組織』の344ページおよび464ページにOST(オープンスペーステクノロジー)が、<組織が大きな転機に向き合った時、人々が大集団で自分たちの組織の存在目的と方向性について一緒に耳を傾けられるような、美しく見事なやり方>または<大きなグループで使える手法>として言及されています。)
実際に、ティール組織の導入を検討しようとしている企業やNPOも現れつつあります。日本国内にも、ティール組織の事例として、いくつかの企業の名前があがるようになってきました。
そこで、ティール組織に関心のある人、自組織に導入を検討している人が集まって、OSTを用いたワークショップを開催いたします。
OSTとは、「実行したいアイデア」「解決したい課題」「探求したいテーマ」を参加者が提案し、それに賛同する人が集まって話し合うことにより、具体的なプロジェクトを生み出したり、テーマについての理解を深めたりするためのワークショップ手法です。
参加者の当事者意識と自己組織化能力を最大限に引き出すことにより、参加が納得できる合意に到達できるようにするところに最大の特徴があります。
最近、ワールド・カフェ、フューチャーサーチ、AI(アプリシエイティブ インクワリ)などのホールシステム・アプローチが注目を集めています。
OSTはこうしたホールシステム・アプローチの手法の一つですが、アクションプランやアクションチームを生み出すために有効な方法であるため、他の手法と組み合わせて利用される事例が多くみられます。
ティール組織に関する探究したいテーマ、ティール組織を実現しようとする時の課題、ティール組織に関する企画、プロジェクト
3,000円
20名
参加者申し込み者多数の場合、若干名参加者をさらに受け付けます。
EIJI PRESS Lab @恵比寿、東京
(参加申し込みを頂いた方に詳細をお知らせします)
株式会社HRT
大川恒 HRT代表
■大川恒
株式会社HRT 代表取締役、組織変革コンサルタント
一般社団法人地域ケアコミュニティ・ラボ 代表理事
ワールド・カフェ・コミュニティ・ジャパン(WCJ) 代表
1961年、北海道生まれ。
早稲田大学第一文学部卒業。シカゴ大学経営大学院でMBA取得。
地域包括ケア、農商工連携、地域活性化などをテーマに、ワールド・カフェやOSTを用いたワークショップや、ワールド・カフェ、OST、AI、フューチャーサーチなどのファシリテーター養成講座を開催している。
また、ダイアログ、ホールシステム・アプローチ、学習する組織の手法を生かした共創型コンサルティングも展開している。
共著に、
『OST実践ガイド』(英治出版2018年)
『ワールド・カフェをやろう』(日本経済新聞出版社新刊2017年)
『ワールド・カフェから始めるコミュニティづくり』(学芸出版 2017年11月)
『ホールシステム・アプローチ』(日本経済新聞出版社2011年)
『俊敏な組織を創る10のステップ』(ビジネス社2012年)
などがある。
1)集合時間に間に合うようにスケジュールの調整ができる。
どうしても間に合わない場合は、ご相談ください。
2)ファシリテーター大川の研究・研鑽のため、セミナーを録音することがございます。ご了承ください。録音されたものはファシリテーター大川のみが使用いたします。
3) 講師、あるいはファシリテーターが感染力の高いインフルエンザ等の感染症に感染・発症が疑われるか、感染・発症していることが明らかな場合、あるいは天災、不慮の事故、重病で講座に登壇できない場合は、講座を開催中止いたします。あらかじめご了承ください。開催中止の場合は原則、すでに入金済みの受講料に関しては、全額を受講者が指定する銀行口座に返金いたします。振込み手数料も弊社が負担いたします。受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などその他の費用については、弊社は補償いたしません。
4) 本ワークショップへの参加で獲得できた知識を、組織内の当事者として組織に対して活用して頂きたい、できるだけ多くの方にOSTを体験してもらいたい、さらには、参加して頂いた方に喜んで頂けるセミナー内の<対話>の場をつくるという方針で、弊社は本ワークショップを開催しております。この方針に基づいて、参加申し込みの受け付けにあたり(特に残席が少なくなってきた場合や応募人数が少ない場合)、FBページやメールで<御招待>した方、あるいは、初めて弊社のセミナー、ワークショップに参加する方、組織内の当事者として組織に本ワークショップで得られる知識を活用することを考えている方を優先する場合がございます。ご了承ください。
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