フューチャーセンターは未来志向の視点から現在の問題にアプローチしていく問題解決の枠組みの一つです。
フューチャーセンターは、実践段階やフォローアップを含む全プロセスを指しています。
しかし、フューチャーセンターが日本で行われるようになってからの日も浅く、ワークショップ全体のデザインをどう構築するかといったことがあまり議論されていません。
特に、組織のビジョンをつくった後の行動変容や組織(個人)のアクションプラン立案、さらに実践段階でのフォローアップ等がなおざりにされてしまっている部分も見受けられます。
私どもは、北欧を発祥とするフューチャーセンターの枠組みを学習し、利害関係にある関係者(マルチステイクホルダー)の話し合いの困難さをどう解消し、
どんな方向性で場を設計すればよいかを理論と経験から学んできました。そしてフューチャーセンター全体の設計や実際のファシリテーションの全貌をみながら、
どのような仕事があり、どうこなしていくかを実践レベルで学べるセミナーを企画しました。
さらに、フューチャーセンターについての事前準備、実践事例紹介をした後に、参加者個々のフューチャーセンターの設計を持ち寄り、フィードバックしながら改善を試み、
フューチャーセンター全体のプロセスデザインと実践スキルのアップを目指します。フューチャーセンター全体あるいは個々のセッションをどうデザインするかということについての実践的な研修を提供いたします。
まだ日本にはこうしたことを体験的に学習できる機関・プログラムがありませんので、興味ある方にお勧めします。
◇フューチャーセンターの概要、起源、プロセス、適応分野、日本での今後の可能性について理解する。
◇フューチャーセンターの事例を通して、企画について学び
◇フューチャーセンターのより良いプロセスデザインができるようになる。
◇フューチャーセンターを成功させるための留意点を理解する。
オリエンテーション、チェックイン
フューチャーセンターの海外と日本の現状(サマリー)
フューチャーセンターの事前準備
フューチャーセンター:実践事例
フューチャーセンターの設計と留意点
フューチャーセンター:プロセスデザイン演習
<個人演習・発表・Q&A>
チェックアウト
スウェーデンのレイフ・エドビンソン教授によって命名された、中長期的な課題の解決を目指し、幅広く課題に関係する人々が集まり、対話を通して解決していく創造的な場を示す。
欧州では、オランダの治水交通省のLEFや国税庁のシップヤード、カントリーハウス、デンマークのマインド・ラボなどがあり、日本では、富士ゼロックスや東京海上日動システムズのフューチャーセンターが民間セクターで立ち上がった。
日本における公的なフューチャーセンターセッションは、2011年1月に柏市で初めて行われた。
上記のフューチャーセンターのプロセスの中で、一つの単発のワークショップに焦点をあてたものをフューチャーセンター・セッション(フューチャーセッション)という。
フューチャーセンターは、フューチャーセッションの全体やフューチャーセッションを行う物理的な建物を意味する場合がある。
5月の連休明けごろに事前振込みのお願いのメールをいたします。
法人参加 49,000円(税込)
個人参加 43,000円(税込)
個人参加(早割)39,000円 (税込):
早割: 2週間前までにお申し込みを頂き、事前振込みを頂ける個人でお申し込みの方に適用いたします。
8名まで ※先着順
最低催行人員 2名
(申し込み者多数の場合は定員を増やす場合があります)
レアリゼアカデミー 南北線 六本木1丁目駅 徒歩2分
(参加申し込みを頂いた方に詳細をお知らせします)
株式会社HRT
http://www.infohrt.com/
株式会社HRT 代表
大川 恒
■福島 毅
Link and Create 代表
株式会社HRTプロフェッショナルアソシエート
NOBフューチャーセンターディレクター
柏まちなかカレッジ副学長
<経歴>
1962年 神奈川県生まれ。北海道大学大学院理学研究科(地球物理学専攻)を修了。理学修士。メーカー勤務を経て千葉県の教員として勤務。
その後、独立してワークショップや研修を行うLink&Createを立ち上げる。柏市において、社会人教育の一環として「柏まちなかカレッジ」を立ち上げ、市民でつくる市民のための学びの場づくりも行っている。
さらに、ものごとの本質を様々な立場の人と対話していく「そもそも会議」の活動を2011年から、ものごとを俯瞰的にシステムとして全体を捉える「System thinkers cafe」の活動を2012年から始めている。
2013年に春より、学校教員向けの研修や学校改革プログラム、教員向けの動画セミナーを主催。柏のコワーキングスペース「NOB」にて、フューチャーセンターディレクター兼ファシリテーターも行っている。
◇柏市教育委員会「対話を中心とした授業づくり」「活用型学力育成講座」講師
教育共創研究所セミナー講師
著書に『イントラネット100のアイデア(正高社2000年)』
共著に『教科「情報」実習へのフライト(日本文教出版2001年)』
■大川恒
株式会社HRT代表取締役
http://www.infohrt.com/
日経ビジネススクール講師
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/businessskill/
ワールド・カフェ・コミュニティ・ジャパン(WCJ)代表
https://sites.google.com/site/wholesyscafe/
1961年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。シカゴ大学ビジネススクール修了、経営学修士(MBA)。
国内独立系コンサルティングファーム、日系人材開発コンサルティングファームなどにおいて、企業理念の構築、人事制度設計、マネジメント改革、人材育成、新規事業の育成に関するコンサルティング業務、さらには、ビジョン構築、営業戦略、創造性開発、起業家精神(自立型人材)の育成、リーダーシップに関わるコミュニケーションスキル(ファシリテーション、チ-ムビルディングなど)の研修実施と研修テキスト開発など研修における経験を積む。
現在、ワークショップ、セミナーを組み込んだ以下のような共創型コンサルティングを展開している。
◇ダイアログ、ホールシステム・アプローチ(AI、OST、ワールド・カフェ、フューチャーサーチ)、システムシンキングを使った組織開発コンサルティング
◇学習する組織構築のための組織変革コンサルティング
『ワールド・カフェホスト養成セミナー』『OSTファシリテーター養成ワークショップ』『AI、フューチャーサーチによるビジョン策定ワークショップ』
共著に、 『ワールド・カフェをやろう』(日本経済新聞出版社2009年)『ホールシステムアプローチ』(日本経済新聞出版社2011年)『俊敏な組織を創る10のステップ』(ビジネス社2012年)などがある。
1.集合時間の9時30分に間に合うようにスケジュールの調整ができる。
(遅れてくる場合は、到着時間を知らせてくれる)
2.ワークショップ参加費に関する下記のキャンセルポリシーを守ることができる。
※キャンセルポリシー
前日から |
100% |
2週間前から2日前 |
50% |
30日前~15日前 |
20% |
3.ファシリテーター(大川)の研究・研鑽のため、セミナーを録音することがございます。ご了承ください。録音されたものはファシリテーター(大川)のみが使用いたします。
4.政治的、宗教的活動の場としての利用はご遠慮願います。
下記必要事項にご記入のうえ、「申し込む」ボタンを押してください。